絵本の深読み会『チャブックス』に先月参加し、とても有意義な時間を過ごした。
関西での開催時に2度ほど参加したが、コロナ禍に入ってからというもの全く参加できておらず。このたびようやく参加できた!
3月の深読み会は、松谷みよ子さんと西村繁男さんの『はなさかじい』。
Youtubeやっほーともチャンネルで以前『花咲かじい』の台本を作った時に、いろんな出版社から出ているはなさかじいを読んでいたのだけれど、このはなさかじいは読んだことがなかった。
表紙の絵に驚いて、扉ページ(表紙を開いたあとに出てくるタイトルページのこと)を見てわくわくして、冒頭の出だしの絵にも驚いて。わくわくづくし!
絵に描かれるじいさまもばあさまも犬のシロも、すべてが丁寧に描かれていること。あたたかいものが絵から伝わってきた。
絵を読むということ。
Silentbookcontestにチャレンジしたことで、より絵の大切さを身に染みて感じ、自分だったらどう描くだろうかと絵本を読みながら考える時間もありがたい時間だった。
そして、Zoomミーティング時には、深読み会に参加するみなさんの発言を聞くことで、私が気づかなかった新たな発見がいっぱいあって、共有できることもありがたい。編集者の松田さんの貴重なお話も聞かせていただけることもありがたいことだなぁ。
次回4月は、ウクライナ出身の絵本作家/ワレンチン・ゴルディチュークさんによるウクライナの昔話絵本『セルコ』と『わらのうし』の深読み会。絶版になっているため、さっそく図書館で取り寄せて読んでみた。ワレンチンさんの描くウクライナの人物や動物、物の表情が豊かなこと!ウクライナの風や温度、匂いを感じた。とっても素敵な絵本✨
ウクライナのことを絵本を通じて知ることができること、ありがたいこと。
ロシアの昔話絵本『おおきなかぶ』は学童期に初めて読んだ記憶があり、テンポがよくて、大好きな絵本!大人になってからこの絵本を買って、今回ふたたび本棚から取り出して読んでみた。やっぱり好きだなぁ。
ウクライナ、ロシアを想う。
すべての人が、1日も早く穏やかに過ごせる日が来ることを祈ります。